堀江貴文さんは働くことに何を求めていたのか?ホリエモンの人間臭い仕事論とは
足立佑介です。
今回は堀江貴文さんの『ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく』について書いていきます。
『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』
著:堀江貴文
出版社: ダイヤモンド社
大学生時代に起業し、上場する会社にまで育て上げた堀江貴文さん。
堀江さんというと若くして成功して天才のように思われるかもしれません。実をいうと私はそう思っていました。
しかし、この本ではいい意味で堀江さんの人間臭い部分が躊躇なく描かれています。天才だと言われ続けた堀江さんも実は普通の人間で、天才ではなく努力を重ねてきたからこそこれだけの影響力を持っているのだと感じずにはいられません。
本作は堀江さんがライブドア事件で刑務所へ収容されたところから、心境の変化や自分の体験してきたことをありのままに表現しています。人生の中で何かを手に入れることも失うことも経験したからこそ、多くの人々に強いメッセージを送る1冊となっています。
この本は
・成功を手にしたいと考えている人
・自分を変えたい人
・夢中になれるものを見つけたい人
におすすめの1冊です。
1、行動をしてゼロの自分にイチを足して成功体験を積むこと
若くして成功したいという野心ある若者からよく質問を受けるという堀江さん。しかし、堀江さんは意外にも成功に近道はなく努力をしていくことの大切さを伝えています。
多くの人はショートカットで上手くいく簡単な方法を求めたがります。
その考えに対して、まずは自分を磨いて自分の力を底上げしていこうと書いています。ゼロの状態からは何も生まれません。頭の中だけでなく、身を持って経験した上で知識をつけるから、ゼロからイチになります。
私も、仕事をしていても何か正解を求めてしまうことがありました。上手くいっている人に聞いて同じようにやれば上手くいくのではないか、今思えばどんな行動をしたら上手くいくのか手っ取り早く知りたいと思っていたのかもしれません。
しかし、何をするかではなくどんな経験をしてどんな知識をつけた自分なのか、が大事だと感じました。
2、何かに没頭して生きていくこと
あなたにとって没頭できることはありますか。それは趣味かもしれないですし、仕事かもしれません。
堀江さんの場合は
・働いて人とのつながりを広げていくこと
のように感じます。
仕事に没頭するから楽しくなること。
それも順番が大事で、
・楽しい→没頭する
ではなく
・没頭する→楽しい
です。
だから何か行動する時にはまず没頭しなさい、ということです。上手くいくいかない、の前に目の前のことに没頭出来ているか?を私も自分に問いかけてみます。
それで言うとブログも私にとって以前は、淡々と日々継続するものですが、毎日主体的にネタを創り投稿していくと、不思議なことに次々と書いていきたいことが浮かんでくるようになってきました。
まずは没頭するくらいにやってみるからこそ、楽しさがあることを体感しました。