足立佑介ちゃんねる

足立佑介です!!!営業の仕事をしている23歳です。ロックと本と仕事が大好きです!東京で初めて行ったバーがかっこよくて、東京に憧れ、今では東京歴3年。私なりの目線で「おもしろいこと」や「仕事」についてどんどん発信していきますので、楽しんでください!

大阪のUSJがTDLを抜いた?!今USJが人気の理由とは?

足立祐介です!!

日本のテーマパークと言えば、まずTDL東京ディズニーランド)とUSJユニバーサルスタジオジャパン)を思い浮かべる人が多いかと思います。

 

ここ最近大阪のUSJがものずごい盛り上がりを見せています。

 

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しかも、なんと「世界の人気テーマパーク2018」で日本ではUSJが2年連続で1位を獲得しています。東京ディズニーシー東京ディズニーランドがその後に続いています。

(参考:「トリップアドバイザーの口コミで選ぶ 世界の人気テーマパーク2018」を発表 - 記事詳細|Infoseekニュース

 

しかし、USJは最初から順風満帆の道のりを歩んできたわけではありませんでした。

2001年の開園当初は年間1100万人の集客を達成しましたが、なんと2004年には事実上の経営破たんにまで追い込まれています。

そこからぎりぎりのところで改善に改善を繰り返して、右肩あがりに成功を積み重ねてきたのです。

 

それではなぜUFJは現在の人気のあるテーマパークに生まれ変わったのでしょうか?

 

1.1人の男性によって、USJは生まれ変わった

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USJの再建はたった1人の男性のアイディアから始まりました。

森岡 毅さんです。

森岡 毅さんは、アメリカ・ユニバーサルスタジオジャパンガンペル社長に、前者であるP&Gでのマーケティングの活躍を見込まれ、ヘッドハンティングで日本のUSJにやってきました。

彼が生み出したものは、「ハロウィーン・ホラー・ナイト」や逆走するジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」などがあります。

いずれも共通して言えるのは、投資額を抑えて成功していることです。

ハロウィーン・ホラー・ナイト」では、ゾンビと化した人々がパーク内を歩き回る、ということで設備費用はかからず、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」では通常のジェットコースターが逆走する仕組みで、こちらも設備費用は他の新規アトラクションに比べて費用は抑えられています。

 

2、クリエイター視点から消費者視点へ

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USJはかつて映画の中のテーマパークという世界観を重視するあまり、技術者の視点重視のパークとなっていました。しかし、消費者重視のテーマパークに変わり、技術を作りこむよりも「エヴァンゲリオン」や「進撃の巨人」など消費者が楽しめるテーマを取り入れるようになりました。

 

USJ森岡さんは以前インタビューで下記にように語っています。

 

技術が成熟してくると、技術だけでは圧倒的な差は生まれにくくなります。むしろ技術を社内に持たず、センスと発想力に強みを持つアップルのような企業が世界を制しています。スティーブ・ジョブズは「テキサスのおばさんでも簡単に使える機械」を目指していたそうです。アップルの成功は技術の成功ではなく、まさに消費者視点=マーケティングの成功なのです。

出典:TDLを抜いたUSJ、いったい何を変えたのか | レジャー・観光・ホテル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

技術よりも大事なのは、消費者の大事にしているものは何かに気づき、それを形にすることなのですね。