『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』父が教えてくれた祐介に伝えた未来へのメッセージとは
足立佑介です。
上京という言葉を聞くと、挑戦や新しい生活というイメージがあります。東京に移り住むことで、環境を変えて新しい生活をしていこうと意気込んでいる人も多いかと思います。その中でも私と同世代の人におすすめしたい一冊が『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』です。
『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
著:喜多川泰
物語は、主人公である祐介が上京を、ところから始まります。一大決心をして東京へ出てきただけに、やりたいことを見つけ自分の夢を叶えると決めてわくわくしています。
祐介には成功者になるという夢があります。だから、自分のやりたいことを見つける、そのために資金を用意する、と。
そのためには、仕事も誰よりも一生懸命にし結果を残し、出世をしていきます。しかし、20代を終え、30代を終えてもやりたいことが見つからなければ、資金もちっとも溜まらない、悶々とした毎日が過ぎていきます。
そして結婚、子育て、マイホーム、仕事を持つ責任が大きくなるにつれて、足はどんどん動かしづらくなっていきます。
最後まで読むと、祐介を通して父が何を伝えたかったのか、そして成功とは何か。
普段は本を読まないという方もすらすら読める1冊ですが、祐介の物語を読んで、世代関係なく感じることが多くあると思います。祐介の通ってきた道が日本の多くの人が辿ってきた道のように感じてきます。
祐介の通ってきた道が日本の多くの人が辿ってきた道のように感じてきます。
ページを進めながら自分の人生と照らし合わせて、考えてみて欲しいです。