ブラックサンダーは10年間売れなかった?!努力とチャンスで掴みとった年間販売個数1億個!!
足立佑介です!!
今日はみんなが大好き「ブラックサンダー」について書きます!!
出典:ブラックサンダー - 商品ラインナップ - 商品情報 | 有楽製菓
30円台で買える手頃さとおいしさで、現在は年間販売個数1億3000個以上、ブラックサンダーを販売する有楽社の売上約82億円のうちの30%余りを占める大人気商品です。
(参考:
「ブラックサンダー」―発売から10年、風向きが変わった|飲食品でヒット商品をつくる|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
)
しかし、このブラックサンダーには売れない10年間があったことをご存知ですか?
1度は販売終了になったこともあるブラックサンダーの話から、粘り強く1つのことをやり抜く努力とチャンスを掴むことの大切さ学びました。
1.知名度がなかったばかりに売れなかった10年間
ブラックサンダーは有楽社の当時の人気商品「チョコナッツスリー」の軽めの食感と対になる人気商品として、重厚感のある味わいで作られました。
有楽社を代表する次なる商品として世に出されたブラックサンダー。
しかし、期待を裏切る走りだしで、広告費もかけられない中、知名度が原因で全く売れませんでした。販売開始から1年後。遂には販売終了になってしまいます。
そのブラックサンダーがなぜか全国で九州だけ大好評。
九州の営業所で、もう一度生産して欲しいとの強い強い要望で、細々と生産するも売上は今の50分の1でした。
2.思わぬチャンス!売れるきっかけはあのオリンピック選手?!
10年間泣かず飛ばずのブラックサンダーに転機が訪れます。
オリンピック選手の内村航平選手の大好物として、テレビで取り上げられたのです。
内村選手の人気も相まって大注目のお菓子となりました。
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出典:
内村航平オフィシャルウェブサイト
2008年は4500万個の売上が、1年後には1億個を越え、倍以上の売上となりました。
常に欠品という状態が続き、ついにはそこで新しい工場をオープンすることに。
1度は世に出すことをやめてしまったブラックサンダー。しかし、絶対売り続けたいという現場での思いの想いと予想外のチャンスを掴んだことで、日本全国に愛されるお菓子になりました。
継続的な努力とチャンスが来たら掴むことが大事ですね。